結論から言うと、リーマンショックの象徴である「リーマン・ブラザーズの破綻(2008年9月15日)」から、米国株が本当の底を打つまでには約半年(171日)かかりました。
重要な日付のまとめ
もっとも代表的な指標である「S&P500指数」を基準にすると、以下のタイムラインになります。
| 出来事 | 日付 | 経過日数 |
| リーマン・ブラザーズ破綻 | 2008年9月15日 | 0日(起点) |
| 米国株(S&P500)の底値 | 2009年3月9日 | 175日後 |
| 日本株(日経平均)の底値 | 2009年3月10日 | 176日後 |
ポイント: 破綻した直後が底ではなく、そこから何度も「もう大丈夫だろう」という期待が裏切られ、半年かけてじわじわと下がり続けたのがこの暴落の恐ろしい点でした。
なぜ底を打つまで半年もかかったのか?
当時の市場心理を振り返ると、以下の要因が重なっていました。
- 負の連鎖: 金融機関が次々と危機に陥り、どこが最後の一線なのか誰にも分からなかった。
- 実体経済への波及: 金融の問題が、自動車産業や製造業など、一般企業の業績悪化に繋がるまでタイムラグがあった。
- 政策の不透明感: 米国政府の救済策(公的資金注入など)が本当に機能するのか、市場が確信を持てるまで時間がかかった。
投資の教訓:大暴落は「二番底」に注意
リーマンショックの際も、途中で何度か「反発」する局面がありました。しかし、それらは一時的なもので、最終的には2009年3月に最高値から約50%下落した地点でようやく下げ止まりました。
「落ちてくるナイフを掴むな」という格言通り、大きなニュースが出てから数ヶ月は、慎重に様子を見るのが定石と言えそうです。
歴史は繰り返すのか、それとも新たな物語が始まるのか。
アンソロピック・ショックの底値はいつ?
今回の「アンソロピック・ショック」の起点となった2026年2月3日。あの日からリーマンショックと同じ「171日」を数えると、その先にあるのは2026年7月24日です。
奇しくも、夏の盛りを迎える7月の下旬。
この日が、AIによって塗り替えられた新時代の「底値(Xday)」となるのか。あるいは、私たちの想像を超えるスピードで市場が再生を果たしているのか。
171日という数字は、単なるデータに過ぎません。しかし、暴落の渦中にいる私たちが、パニックに飲み込まれず「次の一手」を冷静に判断するための、ひとつの羅針盤になってくれるはずです。
運命の7月24日、あなたはこの市場をどんな眼差しで見つめているでしょうか。


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