2026年、市場を揺るがした「アンソロピック・ショック」。 AIエージェントが仕事のやり方を根本から変えると突きつけられたあの数日間、チャートの前で立ち尽くした投資家も多かったのではないでしょうか。
私も含め、あの激流の中で投資家たちが選んだ「5つの道」を振り返ってみたいと思います。正解・不正解を語るのではなく、あの時みんながどう動いたのか、その記録です。
1. 物理的な「土台」へと舵を切る
ソフトウェアの世界が激変するなら、それを動かす「現実のインフラ」に目を向けようとした人たちがいました。電力、銅、データセンター。 デジタルが進化すればするほど、物理的なエネルギーが必要になるという原点に立ち返り、ポートフォリオの重心をガサッと現実世界へ移した選択です。
2. 「最強の巨人」の背中に乗る
個別のアプリやサービスがAIに飲み込まれるなら、そのAIを動かす巨大プラットフォーマーに資金を集中させる。そんな「要塞」のような守り方を選んだ人も多かったです。Anthropicとがっちり組んでいるGAFAなどの巨人の資本力に、自分の資産を託すという守り方ですね。
3. あえて「何もしない」という規律
ニュースがどれほど「SaaSの終焉」を叫んでも、画面を閉じてインデックスの積立を淡々と続けた人たちもいます。自分の判断を入れず、指数の銘柄が勝手に「AI勝者」に入れ替わるのを待つ。嵐の中で動かないというのは、実は一番勇気がいる選択だったかもしれません。
4. 嵐が過ぎるまで「岸に上がる」
一度ポジションを閉じて、**キャッシュ(現金)**を厚くした人たちもいました。無理に波に乗ろうとせず、霧が晴れて「どの企業が生き残るか」がはっきり見えてくるまで、陸の上でじっと観察する。これも立派なリスク管理の一つの形でした。
5. 泥の中から「真珠」を探し出す
暴落して真っ赤になった画面の中で、**「本当に価値のある一社」**を必死に探した人たちです。AIに取って代わられる企業と、AIを味方にしてさらに強くなる企業。その違いをデータから読み解き、個別に銘柄を拾い上げていく、最もタフで能動的な道でした。
ひとりごと
あの時、どの道を選んだとしても、それは自分なりの哲学に基づいた決断だったはず。 投資の世界に「これだけが正解」というものはありませんが、あのショックを経験したことで、私たちの相場を見る目は少しだけ鋭くなった気がします。
皆さんは、どの道を歩んでいましたか?


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