相場が急落している時は、誰しも冷静ではいられなくなるものです。そんな時、パニックで「投げ売り」をしないために、一呼吸置いて確認すべき「暴落時のメンタル維持チェックリスト」を作成しました。
このリストをスマホのメモ帳や手帳に入れておき、心が揺らいだ時に読み返してみてください。
目的と時間の再確認(初心に帰る)
まずは「なぜ投資をしているのか」という大前提を確認しましょう。
- [ ] このお金が必要なのは「今」ですか?
- 10年、20年先の資産形成なら、今日のマイナスは「過程」に過ぎません。
- [ ] 投資の目的(老後、教育資金など)は変わりましたか?
- 目的が変わっていないなら、売却する理由もありません。
- [ ] 積立投資(ドルコスト平均法)をしていますか?
- 「暴落=同じ金額でたくさん買えるバーゲンセール」であることを思い出してください。
リスク管理の健康診断
今の不安が「想定内」か「想定外」かを仕分けます。
- [ ] 生活防衛資金(現金)は確保されていますか?
- 最低でも半年〜1年分の生活費が手元にあれば、投資資産が減っても生活は破綻しません。
- [ ] 夜、不安で眠れなくなっていませんか?
- もし眠れないなら、リスクを取りすぎています。相場が落ち着いたら、少し「リスク許容度」を下げる調整を検討しましょう。
- [ ] 追加投資できる余力(キャッシュ)はありますか?
- 余力があれば、暴落は「チャンス」に見えてくるはずです。
相場の歴史とデータを確認
過去の歴史を知ることで、視野を広げます。
- [ ] 過去の暴落も、すべて「一時的」だったことを知っていますか?
- リーマンショックもコロナショックも、数年後には最高値を更新してきました。
- [ ] 「最もリターンが高い日」を逃すリスクを理解していますか?
- 暴落後に訪れる急回復の数日間を逃すと、長期的なリターンは劇的に下がります。
- [ ] 今、資産を売って現金化した場合、いつ買い戻すか決まっていますか?
- 「底」を完璧に当てるのはプロでも不可能です。
今すぐやるべきこと・やってはいけないこと
パニックを避けるための具体的な行動指針です。
| やるべきこと | やってはいけないこと |
| アプリを開く回数を減らす | パニック売り(狼狽売り) |
| 淡々と積立を継続する | レバレッジをかけて一発逆転を狙う |
| 趣味や仕事に没頭する | SNSの煽りコメントを真に受ける |
| リバランス(配分調整)を検討する | 投資をやめてしまうこと |
💡 Insight:暴落は「資産形成のボーナスステージ」
資産を大きく増やした人の多くは、暴落時に「何もしなかった人」か「買い増した人」です。価格が下がっている時は、同じ1万円で買える株数(口数)が増えます。将来、相場が回復した時に、この「安く仕込んだ分」が大きな利益となって戻ってきます。
今、あなたが感じている不安は、資産形成を真剣に考えている証拠です。このチェックリストを読み終えて、もし「生活費に困っていない」のであれば、今はスマホを閉じて、温かい飲み物でも飲んでゆっくり休みませんか?
次の一歩として、今のポートフォリオがあなたの「リスク許容度」に合っているか、一緒に計算してみるお手伝いは必要でしょうか?

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